新緑が目に鮮やかな季節、青梅の豊かな自然に囲まれた成木地区に、なんともユニークで魅力的なお店がオープンしたと聞き、さっそくお昼時を狙って実際に足を運んできました!
場所は、サイクリストやドライバーにとってもお馴染みのルート、青梅から新吹上トンネルを抜けた先の「成木五丁目交差点」のすぐ近くです。
今回ご紹介するのは、南アフリカのソウルフードを始めとする“南半球のグルメ”を提供するお店「ROAD HOUSE(ロードハウス)」さん。

飯能から来た場合はこのオレンジ色の看板が目印。

青梅の山々に囲まれたのどかな風景の中に突如現れた、ワクワクが詰まった新スポットを詳しくレポートします!
【2026年6月21日追記】
ビルトンに関する情報を更新しています。
外観:南半球の国旗とキッチンカー
お店に到着すると、まず目に飛び込んでくるのは、黒を基調としたスタイリッシュなキッチンカーと、その周囲を彩る鮮やかな国旗の数々です。

建物の屋根付近にはオーストラリアやニュージーランドの国旗が掲げられ、キッチンカーには南アフリカの国旗が飾られています。

コンセプトは「~a taste of the Southern Hemisphere~」、つまり“南半球の味わい”を丸ごと楽しめるお店。
大きなオレンジ色の看板には、太陽のイラストとともにライオンのシルエットが描かれたマークがあり、まるでアフリカのサバンナへ旅に出るかのような気分を演出してくれます。

気になる駐車場ですが、キッチンカーのすぐ横のスペースに2台程度とめられるようになっています。
店内の雰囲気:海の家のような開放的な空間
お店には、テイクアウトだけでなく、購入したフードをその場でゆったりと楽しめるイートインスペース(休憩所)が併設されています。
中に入ると、周囲がよしずでぐるりと囲まれた海の家のような開放的な空間となっています。

足元には一面に白い砂利が敷き詰められており、まるでビーチにいるような雰囲気です。

シンプルなテーブルやチェアが配置され、サイクリングやバイクのツーリング途中に火照った体を休めるのにこれ以上ないロケーションです。
そして何より素晴らしいのが、スタッフの皆さんの温かさ。
南アフリカ出身の陽気なご主人や日本人の奥様、スタッフの皆さんは非常に話し好きでアットホーム。
「よくここまで来てくれたね!」と言わんばかりの笑顔に、初訪問ながら一瞬で緊張が解け、居心地の良さに包まれました。
店内にはテレビも設置されているのですが、この週末にはラグビーのリーグワンのプレーオフトーナメント準々決勝の中継をこのテレビで観戦できるとのこと。
ご主人のデビエさんは南アフリカ出身のフラン・ルディケ監督率いる「クボタスピアーズ(スピアーズ船橋・東京ベイ)」を熱烈に応援しているそうです。
メニュー選び:嬉しいカスタマイズの提案も!
メニューを見ると、お目当ての南アフリカのソウルフード「フェトクック(Vetkoek)」が目に飛び込んできます。

フェトクックとは、南アフリカ流の揚げパン(ドーナッツ)のことで、現地では非常に親しまれているソウルフードなのだそう。
スタッフさんに詳しくお話を伺うと、フェトクックにはいくつかタイプがあるとのこと。
- トラディショナル(700円): カレー味のひき肉が入った、1番オーソドックスなメニュー。秘伝スパイスが効いているのが特徴です。
- バーガー(800円): トラディショナルをアレンジしたもの。もし辛いのが少し苦手な方であれば、こちらのバーガータイプがおすすめだそうです。
実は私は辛い食べ物があまり得意ではないため、そのことを正直にスタッフさんに相談してみました。
すると、「それなら、トラディショナルでもジャムなどを多めに入れて、辛さを抑えることができますよ!」と、なんとも嬉しい提案をしてくれたのです。
本場の「トラディショナル」をどうしても食べてみたかったので、今回はその“辛さ控えめジャム多めカスタム”でお願いすることにしました。
あわせて、気になるネーミングの「ホーキーポーキーメロンソーダ(400円)」も注文しました。
実食レポート:絶品!フェトクック
しばらくして、出来上がった「フェトクック(トラディショナル)」と「ホーキーポーキーメロンソーダ」をキッチンカーのカウンターで受け取りました。
フェトクックは見た目は丸くてふっくらとしており、手に持つとずっしりとした重量感があります。

カラッと揚げられたパンの間に、ひき肉やグリーンピース、ニンジン、コーンなどの具材がこれでもかとギッシリ詰め込まれています。

さっそく大きな口を開けてガブリと一口。
まず驚いたのが、揚げパン自体の食感です。
外側はサクッと香ばしく、中は驚くほどモチモチ。
そして、中にギッシリ詰まったひき肉は、スパイスの風味をしっかりと感じさせつつも、肉の旨味がぎゅっと凝縮されています。
一緒に頼んだホーキーポーキーメロンソーダは、爽やかなグリーンのソーダに冷たいアイスクリームがトッピングされた、これからの季節にぴったりのフロートスタイル。

ホーキーポーキーは、キャラメルの粒を混ぜ込んだアイスクリームで、“アイスクリーム大国”として知られるニュージーランドの発祥なのだそうです。
フェトクックのスパイス感の後味を、このホーキーポーキーメロンソーダの冷たさとリッチな甘みが優しくリフレッシュしてくれました。
【追記】再訪レポート:本場の味「ビルトン」がついに登場!
前回の訪問時に「準備中」となっていて、ずっと気になっていたアフリカンジャーキー「ビルトン(Biltong)おつまみサイズ25g(450円)」を再訪時に注文してみました。

一見すると一般的なビーフジャーキーのようですが、実は製法が全く違います。
ビーフジャーキーは牛の様々な部位を使い、燻製にして作られるのに対し、ビルトンはステーキにも使われる上質な「牛もも肉」だけを贅沢に使用。
燻製にはしないで風を当ててじっくりと乾燥させて作る伝統的な干し肉なのだそうです。
そのため、一般的なビーフジャーキーに比べて硬すぎず、やわらかな食感を楽しめるのが大きな特徴です。
味付けもスパイスを強く効かせるビーフジャーキーとは異なり、肉本来のシンプルな風味を引き出す仕上がり。
仕込みにリンゴ酢を使っているため、口に含むとほのかな酸味を感じます。
噛むほどに肉そのものの旨味が溢れ出てきて、おやつにはもちろん、おつまみにもこれ以上ない最高の相棒です!
さいごに:成木の自然に癒されながら、未知の味に出会える名スポット
青梅市成木の緑豊かな自然の中で出会った、南アフリカのソウルフード「フェトクック」。
ハンバーガーのようでありながら、日本のカレーパンやピロシキとも違う、ここでしか味わえない新感覚の美味しさに大満足のお昼ごはんとなりました。
イートインもテイクアウトも可能で、キッチンカーの横には駐車場も完備。
ドライブやツーリング、サイクリングの休憩スポットとして間違いなく重宝される存在です。
美味しいフードはもちろんのこと、気さくで話好きなスタッフの皆さんとの楽しいおしゃべりや、ラグビー中継で盛り上がる温かい雰囲気を味わいに、ぜひ皆さんも青梅・成木の「ROAD HOUSE」へ足を運び、南半球の風を感じてみてください!
店舗情報
- 住所 東京都青梅市成木4丁目636−8
- 電話番号 080-4203-2229
- 営業時間 土・日・祝 10:00~16:00 ※不定休あり
- 定休日 月~金
- 駐車場 あり
- ウェブサイト https://www.instagram.com/road_house_ome


コメント