先日、小作駅東口から徒歩7分の青梅市新町に新しくオープンした 「糀cafe itoya」 にディナータイムで訪れてきました。
オープンは2025年5月とのこと。
実際に足を運んでみると、外観から店内まで統一感のある雰囲気で、糀を使った料理が身体にやさしく染み渡るお店でした。
外装の印象と店内の雰囲気
まず目を引くのが、玄関先の緑色の丸い柱。

外観はシンプルながらも華やかでレトロな雰囲気を感じました。
青梅の住宅街の中にありながらも、そこだけ少し違う空気感を放っていて、自然と足を踏み入れたくなる佇まいです。
店内はダークブラウンのテーブルやイスと白い壁が落ち着いた空気をつくっています。

カウンター席は4席あり、テーブルは2人掛けが2卓、4人掛けが2卓。
広すぎず、程よい距離感で過ごせるのが魅力的でした。
女性の店主さんが一人で切り盛りしていて、接客も丁寧。
店全体に「自分のペースでゆっくり食事をしてほしい」という空気が漂っていました。
ディナーでもランチが楽しめる
この日は夜に伺ったのですが、なんと ディナータイムでもランチプレートが注文できるとのこと。


トマト糀が気になったので、週替わりランチプレートの「煮込みハンバーグ」(1,500円)を選びました。
スープは【A】玉ねぎ糀のオニオングラタンスープと【B】もずくの塩糀スープの2種類から選べます。
私は玉ねぎ糀のオニオングラタンスープをチョイス。
料理が運ばれてくるまで15分ほど。
静かな店内で過ごす時間も含めて、ゆったりと待つことができました。
ランチプレートの内容と味わい
テーブルに運ばれたプレートは、色鮮やかで見た目にも楽しい内容でした。

- 煮込みハンバーグ(トマト糀&デミグラスソース)
- ご飯
- グリーンサラダ(玉ねぎ糀入りitoyaドレッシング)
- 塩糀鶏ハム(梅ソース)
- itoya豆腐(濃厚やわらか豆腐)
- キャロットラペ&ドライフルーツナッツ(柑橘系ジュースと塩糀)
- 塩糀クリームチーズ風・はちみつレモンソース
- コーンバター(塩糀)
- ピクルス(塩糀入り5種類のオリジナルピクルス)
- 選べるスープ(私は玉ねぎ糀のオニオングラタンスープを選択)
まずメインの煮込みハンバーグは、糀のまろやかさが加わった優しい味わい。

濃厚なデミグラスソースながら重たさはなく、自然と箸が進みました。
塩糀鶏ハムは柔らかく仕上がっていて、梅ソースのさっぱりとした酸味がよく合います。

鶏肉の旨みを引き立てる糀の力を感じられる一品で、箸休めにもぴったりでした。
「itoya豆腐」は特に印象的で、なめらかで濃厚。

ひと口食べただけで大豆の甘みが広がり、普段の豆腐とはまったく違う特別感を感じました。
そして、オニオングラタンスープ。

スープの中にはとろとろの玉ねぎがたっぷり。
チーズをのせたフランスパンがスープをたっぷり吸って、スープと一体化しています。
スープ自体に糀のコクが加わっていて、夜の食事にふさわしい温かみを感じました。
実際に行ってみて感じたこと
食べ進める中で感じたのは、「糀料理はやさしいけれど満足感がある」ということ。
健康的なのにしっかり味わいがあり、食後も軽やかでした。
また、店主さんが一人で運営しているため、料理が出てくるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、それがかえって「手作りの丁寧さ」を実感させてくれます。
時間に追われず、ゆっくりとしたひとときを過ごしたい人には最適なお店だと思います。
今後の楽しみ
昼は週替わりランチプレートのみ、夜はお酒とともに糀料理が楽しめるとのこと。
次回はぜひ、ディナー限定のおつまみメニューとお酒を組み合わせてみたいと思っています。



さいごに
「糀cafe itoya」は、2025年5月にオープンしたばかりのお店ですが、料理・雰囲気・接客のすべてに温かみがありました。
糀を使った料理はどれも優しい味わいで、身体が喜ぶのを感じられる食事体験でした。
実際に訪れてみて、「また行きたい」と素直に思えるカフェ。
青梅や小作エリアで新しいお店を探している方には、ぜひおすすめしたい一軒です。
店舗情報
- 住所 東京都青梅市新町3丁目12−5
- 電話番号 0428-78-0464
- 営業時間 ランチ11:00~15:00、ディナー17:00~21:00(ディナーは金土日のみ)
- 定休日 火・水曜日
- 駐車場 近隣にコインパーキングあり
- ウェブサイト https://www.instagram.com/itoya_cafe/
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