青梅市にあるセブン‐イレブン青梅千ヶ瀬町4丁目店には、ちょっと珍しいサービスが備わっています。
それが、敷地内に併設された「コインランドリー」。

近年はコンビニの多様化が進んでいますが、実際に洗濯や乾燥までできる店舗はまだ限られておらず、初めて見たときには「こんなサービスがあるんだ!」と驚きました。

今回、雨の日の休日の朝8時ごろに実際に訪れて、乾燥機を利用してきました。
そのときの様子を中心にまとめてみたいと思います。
実際に乾燥機を使ってみた
訪れた時間は雨の休日ということもあり、洗濯物を持ち込む人が多かったようです。
店内には乾燥機が中型2台、洗濯乾燥機が中型2台と大型2台の合計6台が設置されていました。

6台中5台が稼働中で、唯一空いていた中型の洗濯乾燥機を使用しました。
私は自宅で洗った衣類を乾燥させるための利用です。
タッチパネル式の精算機の操作はとてもシンプルで、次のような流れです。

1.洗濯物をドラムの中に入れる
2. 精算機で洗濯物を入れた機械番号を選択

3.コースを選択

4.支払い方法(現金またはキャッシュレス)を選択し、支払いを行う

さらに、電話番号を登録しておくと乾燥が終了する前に通知が届く仕組みになっており、待ち時間を有効に使えるのが便利だと感じました。
仕上がりはしっかりと乾いており、衣類もふんわり。
普段のコインランドリーと同じ安心感がありました。
料金

良かった点と気になった点
良かった点
- コンビニに併設されているので、待ち時間に買い物やコーヒーを楽しめる
- 設備が新しく清潔感があった
- 防ダニ効果のあるコースやふとんの洗えるコースが用意されていて、家庭では難しい洗濯物にも対応できる
- 稼働・空き状況をネットで確認できるため、混雑を避けて効率的に利用できる
- 電話番号を登録すれば終了前に通知が届くのが便利
気になった点
- 専門の大型コインランドリーに比べると台数は少なめ
- 雨の日や休日は混雑しやすい
全体的に「便利で使いやすい」という印象。
特別な最新機能というより、身近で使いやすいサービスとして整っている点に価値を感じました。
セブン‐イレブンがコインランドリーに参入した理由
そもそも、なぜセブン‐イレブンがコインランドリー事業に乗り出したのか。
背景にはいくつかの理由があります。
コンビニの来店動機を増やすこと
従来の買い物に加えて「洗濯」という目的を持つことで、利用者が足を運ぶ機会が増えます。
洗濯中に店内でコーヒーを買ったり、雑誌を見たりと相乗効果が生まれるわけです。
ライフスタイルの変化への対応
特に単身者や共働き世帯が多い地域では、コインランドリーの需要が高まっています。
雨の日や布団・毛布といった大物を洗うときにも便利で、今回のように防ダニコースや布団洗いに対応しているのは利用者にとって大きな安心材料です。
他社との差別化
コンビニ業界は競争が激しく、商品ラインナップだけで差をつけるのが難しくなっています。
その中で、生活密着型のサービスを取り入れることで、独自の強みを作り出しているのです。
さいごに
今回、セブンランドリー 青梅千ヶ瀬町4丁目店で実際に乾燥機を利用してみました。
6台のうち5台が埋まっているほど人気で、やはり需要の高さを実感。
設備は清潔で、操作もタッチパネル式でわかりやすく、キャッシュレス決済や通知サービスといった便利な仕組みも整っていました。
「コンビニで気軽に乾燥機を回せる」というだけでも十分価値がありますが、防ダニ効果や布団洗い対応といったコースがあるのも心強いポイント。
買い物と家事を同時にこなせる新しい生活拠点として、セブンの狙いは確かに的を射ていると感じました。
青梅市のような住宅地でも確実にニーズがあるこのサービス。
今後さらに展開が広がれば、私たちの暮らしはますます便利になりそうです。
店舗情報
住所 東京都青梅市千ヶ瀬町4丁目378-8
コールセンター 0120-250-711
営業時間 年中無休・24時間営業
駐車場 有り
ウェブサイト https://www.sej.co.jp/services/coinlaundry/7oume.html
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