鹿教湯温泉の名店！さいとう菓子工房のシナモン不使用アップルパイが絶品

10月の晴れた日曜日、朝9時に上田市鹿教湯温泉にある「さいとう菓子工房」へ向かいました。

「さいとう菓子工房」は、鹿教湯温泉の老舗ホテル「斎藤ホテル」がプロデュースするスイーツショップで、特にアップルパイが名物。

長野県内のケーキランキングでも常に上位にランクインするほどの人気店で、多くのファンが訪れます。

素材にこだわったスイーツが揃うお店として、観光客だけでなく、地元でも評判が高いです。

シナモン不使用のアップルパイを探して

アップルパイと言えば、秋の味覚としてお馴染みですが、私はシナモンの香りが少し苦手です。

シナモンが強調されたものは避けてきましたが、どうしても美味しいアップルパイを楽しみたくて、ネットでシナモン不使用のアップルパイを探してみた結果、たどり着いたのが「さいとう菓子工房」でした。

こちらのアップルパイは、シナモンを使わず、信州産のふじりんごのフレッシュな風味を大切にしています。

実際にどんな味か体験してみたくて、朝一番にお店を訪れることにしました。

開店と同時にお店に到着。

店内に一歩足を踏み入れると、焼きたてのパイの香りが漂い、まるで温かい歓迎を受けているかのような気分になります。

私が入店してからしばらくすると、旅館のチェックアウトを終えた鹿教湯温泉の宿泊客が次々に入店してきました。

広くはない店内ですが、中央には焼き菓子が美しくディスプレイされ、ショーケースには美味しそうなケーキやパイやプリンが並んでいます。

特に目を引いたのが、スティックタイプのアップルパイ。

ホールタイプのものもありますが、食べやすさと持ち歩きやすさでスティックタイプが人気のようです。

そしてもう一つ気になったのが、ミートパイ。

この日はアップルパイとミートパイを店内でいただくことにしました。

店の奥にはイートインスペースがあります。座席数は12席です。

まずはアップルパイからいただくことに。

こちらのアップルパイは、パイ生地にこだわり、256層にもなるサクサクの食感が魅力です。

りんごは信州産のふじを使用していて、甘みと酸味のバランスが絶妙。

シナモン不使用ということで、りんご本来のフレッシュさが引き立っていて、軽やかな味わいが楽しめます。

一口食べると、バターの豊かな風味が口の中に広がり、次々と食べ進めたくなる美味しさでした。

ただ、シナモンが効いた甘いアップルパイが好きな人には物足りなく感じるかもしれません。

続いてミートパイをいただきました。

温かく提供されたミートパイは、パイ生地がカリッと香ばしく、中にはチーズと肉がたっぷり詰まっています。

濃厚な味わいながらも、重すぎずにぺろりと完食。

こちらも期待以上の美味しさで、軽食としても大満足の一品でした。

出来立てはとても熱々なので、特に猫舌の人は注意してください。

ミートパイはテイクアウトもできますが、要冷蔵のため、遠方の方はご遠慮くださいとのことです。

なお、ミートパイは期間限定の販売で、夏季は販売していません。

店内にはセルフサービスのコーヒーマシンがあり、110円で楽しめる発芽コーヒーが用意されています。

焼きたてのアップルパイとミートパイを楽しみながら、このコーヒーでひと息つくのもまた格別。

雑味のないすっきりとした味わいで、ブラックコーヒーでも飲みやすいです。

特に濃厚な味のミートパイを食べた後に飲むと、口の中をリフレッシュできるので相性抜群です。

「さいとう菓子工房」は、シナモンを使わないシンプルなアップルパイを探している私にとって、まさに理想的なお店でした。

りんご本来の味わいを楽しめるアップルパイはもちろん、ミートパイのクオリティも素晴らしく、イートインスペースでゆっくりとスイーツを楽しむ時間は格別でした。

次回は、お土産としてアップルパイを購入し、家族や友人にもこの美味しさを伝えたいと思っています。

また、温泉街の散策と一緒に立ち寄るのも素敵なアイデア。

アップルパイ好きの方はもちろん、ミートパイやコーヒー好きの方にもぜひ訪れていただきたいお店です。