上田の「坊乃家」が2年ぶりに再開！和の風情漂うイタリアンランチ体験

上田市にある「いたりあ食堂坊乃家」は、7月に再開されたばかりのお店です。

2年間の休業期間を経て、待ち望んでいた多くのファンが再び訪れることができるようになりました。

私が訪れたのは、再開から1ヶ月ほど経った8月のある日。

再開後も、以前と変わらぬ人気を誇り、地元の人々や観光客で賑わっていました。

和の趣とイタリアンの融合

「坊乃家」の魅力は、その独特の雰囲気にあります。

外観は和風の趣があり、初めて訪れる方は「これがイタリアンレストラン？」と思うかもしれません。

しかし、一歩中に入ると、和の要素とイタリアンのエッセンスが見事に融合された空間が広がります。

この日は開店時間の11時30分に合わせて訪れましたが、開店前からすでに3組のお客さんが駐車場で待機していました。

お店が開くと同時に中に案内され、私は一人だったのでカウンター席に通されました。

カウンターは6席あり、テーブル席は8卓程度。

半個室のように仕切られたスペースもあり、静かで落ち着いた食事が楽しめるのも魅力です。

ランチメニューは税込1400円で、パスタ、サラダ、ドリンクがセットになっています。

パスタは4種類から選べるということで、私は「上田ミートソース」を選びました。

この「上田ミートソース」、実は坊乃家のオーナーシェフ、成澤さんが独自に開発したもので、信州味噌と醤油を隠し味に使用した特製デミグラスソースが特徴です。

注文してからしばらくすると、まずサラダが提供されました。

そして、約10分後にメインのパスタが到着。

やや固めに茹でられたパスタは、噛み応えがあり、ソースとの相性も抜群でした。

ミートソースは、ひき肉の旨味がしっかりと引き出されており、口に入れた瞬間に広がる芳醇な香りがたまりません。

信州味噌と醤油がほんのりと感じられるこのソースは、イタリアンでありながらも和のテイストを感じさせる独特の風味があり、他では味わえない「坊乃家」ならではの一品です。

この日、「坊乃家」でのランチタイムを過ごして感じたのは、ただ美味しい食事を提供するだけでなく、お店全体が「和」と「イタリアン」という異なる文化を見事に調和させているということです。

内装から料理に至るまで、どこか懐かしさを感じつつも、新鮮で独自性のある空間が作り出されており、再訪したくなる特別な体験を提供してくれました。

また、私が訪れた際は女性グループや夫婦連れが多く見られ、誰もがリラックスしながら食事を楽しんでいる様子が印象的でした。

特に半個室のテーブル席は、友人同士や家族での利用にぴったりで、周りを気にせずゆっくりとした時間を過ごすことができるのも良い点です。

上田市の「いたりあ食堂坊乃家」は、再開後も変わらぬ人気を誇り、多くの人々に愛され続けているお店です。

和の趣とイタリアンの美味しさを融合させた独自の料理は、訪れるたびに新しい発見があり、何度も通いたくなる魅力があります。

特に、信州産の食材を活かした「上田ミートソース」は、この地域ならではの特別な一皿です。

ぜひ一度、「坊乃家」でしか味わえない特別なランチを楽しんでみてください。