特撮ファンにとって見逃せないイベントが、長野県上田市のサントミューゼで開催されています。
その名も「特撮のDNA in 信州上田展」。
特撮の歴史を彩る貴重な資料やアイテムが一堂に会し、特撮の魅力を存分に堪能できる展示会です。
特撮映画の大ファンである私も、さっそく足を運んできました。
今回は、その魅力と見どころ、そして私なりの感想を交えてご紹介します。
概要
日程 2024年7月12日(金)~2024年9月8日(日) 火曜日休館(祝日の場合はその翌日)
時間 9:00~17:00 (最終入場は16:30まで)
会場 サントミューゼ 上田市立美術館 企画展示室
料金 一般1,400円、高校・大学生800円、小・中学生500円、親子ペア券1,600円
特撮の歴史を巡る展示内容
この展示会では、細部まで緻密に作りこまれた宇宙船やメカのミニチュア、一部のスタッフしか目にすることのないデザイン画や絵コンテまで、200点を越える貴重な資料が大集合!
特撮の歴史や技術について詳しい説明が記載されたパネルも多く、特撮初心者からマニアまで幅広い層が楽しめる内容となっています。
信州上田の風景が特撮の世界に登場するジオラマも見どころの一つです。
上田電鉄の赤い鉄橋など、地元の名所が特撮の舞台として登場し、親しみが湧きました。
地元の風景が特撮の一部になるというのは、地元民としてはとてもうれしい気持ちになります。
モスラ3(1998)のレインボーモスラ:美しい羽のディテールが際立つ撮影用オリジナル
ゴジラ-1.0のゴジラ像:迫力あるゴジラ像は、絶好の写真撮影スポット
初代ゴジラのピクトリアル・スケッチ(絵コンテ):初代ゴジラの製作に関する貴重な資料
ゴジラ(1984)のスーツ用頭部メカニック:アゴの開閉ばかりか目玉やまぶたも可動
メカゴジラの逆襲(1975)のメカゴジラ2と、ゴジラ×メカゴジラ(2002)の3式機龍:撮影用オリジナルスーツ
上田市街地にメガギラスとゴジラが出現するジオラマ:上田電鉄の赤い鉄橋など、信州上田の風景が特撮の世界に登場
モスラ(1961)の小美人撮影用ミニチュア:小美人のミニチュアの撮影用オリジナル
シン・ゴジラのイメージボード、イメージスケッチ、画コンテ:シン・ゴジラのビジュアル制作過程を垣間見ることができる
特設ショップで信州コラボグッズも販売中
特設ショップでは、ゴジラをはじめとする特撮映画関連のグッズが多数販売されています。
フィギュアやポスター、Tシャツなど、ファン心をくすぐるアイテムが揃っています。
さらに、信州ならではのコラボグッズも見逃せません。
七味や日本酒など、地元の名産品とゴジラがコラボした商品も販売されており、特撮ファンだけでなく信州土産としても嬉しいラインナップです。
再入場について
展示室にはチケットの半券があれば、当日に限り再入場が可能です。
2階の特設ショップは、チケットの半券があれば期間中、何度でも再入場可能です。
特設ショップにまた行く予定がある人は、チケット半券を無くさないでくださいね。
アクセスと周辺情報
上田駅から徒歩7分。駐車場台数390台(無料)。
近くには大型商業施設「アリオ上田」もあり、展示を楽しんだ後はショッピングや食事も楽しめます。
私は展示会を楽しんだ後、アリオ上田でランチを取り、その後さらに周辺を散策しました。
上田城跡公園などの歴史的名所も近くにあり、特撮の世界を堪能した後に、上田の歴史にも触れることができる一日でした。
まとめ
「特撮のDNA in 信州上田展」は、特撮ファンならずとも楽しめる展示会です。
展示物のクオリティの高さ、地元とのコラボレーション、そして再入場のしやすさなど、訪れる価値のあるイベントです。
私自身も大いに楽しみ、また訪れたいと思いました。
特撮の世界にどっぷり浸かる素晴らしい機会を提供してくれるこの展示会、ぜひ一度足を運んでみてください。
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